こんにちは!えりんこです。
今日は地域包括支援センターについてお話します!
地域包括支援センターってどんな機関なの?
地域包括支援センターは介護のことで困ったときに助けてくれる機関ですよ!
どんなことが出来るか教えてほしいな~
それでは、詳しく説明していきますね♪
地域包括支援センターとは?
地域包括支援センターとは簡単に言うと高齢者に関する総合窓口です。家庭で介護を受けている高齢者やその家族等を対象に在宅介護や保険・福祉に関する相談を受け付けている機関になります。高齢者が住み慣れた地域で生活ができ、介護状態の悪化を未然に防ぐ、必要な方には公的サービスが利用できるよう連絡調整を行います。
- 介護保険を利用したいけどどうしたらいいかわからない・・・
- 介護認定を受けたけど、どうしたらいい?
- 親が独り暮らしで足腰も弱ってきて心配している
- 頼れる身内がいないが、物忘れがひどくなってきてお金の管理が心配・・・
- 親が振り込め詐欺の被害に遭ってしまった・・・
- コロナ禍で親と離れて暮らしているのでなかなか会いに行けず心配
- 近所の高齢者の様子が以前と違う気がしていて気になっている
- 親が介護が必要な状態になったけど働きながら介護をしていきたい
地域包括支援センターは主任ケアマネジャー(主任介護支援専門員)、保健師、社会福祉士が在籍しています。専門知識を持ったスタッフがその人に合わせた必要な機関を選び、協力して心配事を解決していくことが出来ます。
このような心配事が出てきた際は、一人で悩まず一度相談してみてください。
地域包括支援センターの運営主体
どんな機関かはわかったけど、誰が運営しているの?
地域包括支援センターの運営は市町村や、市町村から委託された法人によって運営されていますよ!
※法人:在宅介護支援センターを運営する社会福祉法人、医療法人等、その他省令で定められた要件に適う法人を指します。
それなら安心して相談することが出来るのね。
地域包括支援センターの担当区域
地域包括支援センターに高齢者に関することを相談できることはわかったけど、実際、地域包括支援センターはどこにあるの?
地域包括支援センターはお住いの地区によって担当が決まっています。お住いの市役所や区役所で確認してみましょう!
主要都市の地域包括支援センターを検索してみましたので是非ご活用ください。
私は知人から、親の要介護認定の申請が通らないと相談を受けたことがあります。その方は必要書類等すべて自分で揃えて申請をしていました。私はその方の住所から最寄りの地域包括支援センターをすぐに教えました。まずは地域包括支援センターに相談に行ってほしいと。その後、無事介護保険の申請が下りたとの報告を受けました。申請は思っている以上に大変です。地域包括支援センターのプロにお任せすることをお勧めします。
思っている以上に、要介護認定の申請って大変なんだね・・・。
自分だけで背負わず、専門家に相談したら家族の負担も減るんだね。
そうなんです!本人も家族も負担が減っていくといいですよね。
要介護認定の申請に関する記事も書く予定ですのでお待ちくださいね。
地域包括支援センターの役割
地域包括支援センターの目的は地域包括ケアを実現することです。
地域包括ケアってなに?
地域包括ケアっていうのは、医療や介護が必要な状況になってしまっても可能な限り、その人が住み慣れた地域で自立した生活をすることができるように医療・介護・予防・住まい・生活支援が包括的に確保されるという考え方です。この仕組みのことを地域包括ケアシステムと言います。
- ケガや病気で入院、退院した後も訪問診療や訪問看護、リハビリを受けることが出来ます。
- 介護保険のサービスや配食サービス、買い物支援、ごみ出しサービス等日常生活に必要なサービスもあります。
- 地域での集いの場(趣味や体操など)自治会、老人会、ボランティアに参加し多くの方とふれ合うことが出来ます。引きこもりにならないこと、生きがいを持つこと、身体能力を維持しいつまでも元気に暮らすことを目的としています。
- 中学校区を基本に整備されており、おおむね30分以内に以上のサービスが受けられます。
住み慣れた地域で元気に暮らしていく、これをサポートするのが地域包括ケアシステムであり、地域包括支援センターの役割なのよ。
やっぱり誰でも住み慣れたところで安心て暮らしていきたいよね。
介護が必要にならないようにしていくことも大事だけど、介護が必要になってもサポートしてもらえる仕組みなんだね。
まとめ
- 地域包括支援センターは高齢者が住み慣れた地域で安心して暮らしていくことが出来るように支援してくれる機関です。
- 高齢者のこと、介護のこと、一人で悩まず地域包括支援センターに相談しましょう。
- 専門知識を持つプロが相談に乗ってくれます。
- 地域包括支援センターは中学校区を基本に設置されています。市役所や区役所で確認してみましょう。
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