こんにちは、えりんこ(@eri_nko223)です!
今日は巷で話題?!の介護職員処遇改善支援補助金についてお話します♪
介護職のお給料が増えるのかな?どれくらい増えるの?
どんな補助金なの?
今まで介護報酬改定により介護職の処遇改善が行われてきました。
今回は「コロナ克服、新時代開拓のための経済対策」として令和4年2月から9月までの間、処遇改善を図るために事業者に交付されるものです。
交付は介護職員1人あたり月額9,000円相当と言われていますが、一律で月額9,000円引き上げられるものではないみたいです。
詳しく見ていきましょう♪
補助金の取得条件
- ①介護職員処遇改善加算Ⅰ、Ⅱ、Ⅲのいづれかを取得していること
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令和4年2月サービス提供分からの取得が必要です。
- ②原則、令和4年2月分から賃金改善を実施すること
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- 令和4年2月、3月分からの賃金改善を実施した旨を記載した用紙(計画書)を都道府県に提出してください。
- 令和4年2月、3月分として見込まれる補助金のすべてを令和4年2月、3月分の賃金改善に充てる必要はありません。
※就業規則等が間に合わない場合、令和4年2月分と3月分をまとめて賃金改善を行うことが可能。また一時金等による賃金改善も認められます。
- ③補助金の全額を賃金改善にあてること
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- 基本給又は決まって毎月払われる手当の引き上げ(ベースアップ)等に賃金改善の3分の2以上をあてること
- 介護職員、その他の職員の賃金改善総額のどちらもその3分の2以上をベースアップ等にあてることが必要です。
- ベースアップ等にあてた額以外の分は、賞与・一時金等による賃金改善にあてることで全体として補助金の額を上回る賃金改善を行うことが必要です。
- 処遇改善計画書と実績報告書に「月額の賃金改善額の総額」を記載してください。
難しいことが沢山書かれていますが、要するに賃金改善の計画書と、改善後の報告書が必要ということと、全額を職員の処遇改善に使ってね、っていうことなの。
要件を満たさない場合は補助金の返還を求められることもありますので注意しましょう!
対象の職種
- 介護職員
- 事業所の判断により、介護職員以外の処遇改善にあてることが出来るよう柔軟な運用が認められています
つまり、対象者は事業者に任されているから、もしかしたら介護職員じゃなくても賃金改善されることがあるかもしれないわ。
用途が明確で、報告書も提出しなければならないなら介護事業所で働く人にとっても安心できるのね。
介護職だけではく、働く職員全員がもらえる事業所はありがたい反面、一人ひとりの改善額は下がるので、どちらであっても不満を持つ職員はいるかもしれないわね・・・
介護所事業所は介護職だけでは成り立たないので難しいところなの。
それでも少しでも改善されて働きやすくなることに変わりはないのよね。それだけでも私はありがたいと思うなぁ。
そうね、私もそう思うわ。介護現場はコロナ対策で神経をすり減らして働いているのに、介護職の低賃金は有名な話なので少しでも賃金が増えると離れていく人も減っていくのかなぁ、と思うわ。
申請手続きと支払いスケジュール
申請は事業所が都道府県に対して行います。その際、計画書の提出が必要です。
申請が認可されると、都道府県から委託された国保連が補助金を事業所に支払う予定となっています。令和4年2月~4月分がまとめて6月に支払われ、その後11月まで毎月支払われます。
補助期間終了後、事業所は都道府県に実績報告書を提出しなければなりません。
支給額はいくら?
標準的な配置の事業所で介護職員1人あたり月額9,000円と言われていますが、職員の配置状況によっては一律で月額9,000円引き上げるものではありませんのでご注意くださいね。
つまり、働いている会社によって上がる給料は様々なの。
ご自身の会社がどのような対応をするのか、誰にどれだけ支給するのか聞いてみましょう。
ちなみに私の会社では介護福祉士を中心に処遇改善を行うと聞いていますが、詳細については就業規則の改定が間に合わないので検討中となっています。
令和4年2月分、3月分に関しては4月のお給料で支払いできるように調整していきますというアナウンスがありましたので、会社での対応が全職員に伝わっているのはとてもいいことだと思います。
まとめ
「介護職員処遇改善支援補助金」についてお話してきました。
コロナの感染拡大が収まりませんが、介護職員は何が何でも施設にウイルスを持ち込まないということに専念して仕事をしています。県外外出なんて2年していません。(私は)それでも拡がるのは仕方のないことですが、施設で感染者を出さない、安心できる施設のために日々奮闘していることを知ってもらえたら嬉しいです。
そんな中で、介護職の賃金が上がることは現場で働く職員にとってとても喜ばしいことです。いただける補助金に感謝しつつ、日々介護の仕事に誇りをもって働いていきたいですね。
補助金の交付が終了する10月以降も同様の措置があるみたいなのでそれにも期待しています。
最後までご覧いただきありがとうございました!
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