社会福祉士ってどんな資格?社会福祉士になるためには?

こんにちは!えりんこです♪
今日はタイトルにもある通り「社会福祉士」についてお話ししますよ⭐︎

社会福祉士ってどんな資格なの?
あまり私たちには馴染みがないわよね・・・

社会福祉士は福祉の専門家とも言える国家資格なんですよ!
資格の取り方から、仕事内容まで説明していきますね。
ぜひ参考にしてみてください!

目次

社会福祉士ってどんな資格?

社会福祉士は、介護福祉士・精神保健福祉士と並ぶ社会福祉専門職の国家資格です。介護福祉士の資格については以下の記事をご覧くださいね。介護福祉士は主に直接介護に当たるお仕事をメインとしています。精神保健福祉士についても後日記事を書く予定です!

社会福祉士は主に日常生活に問題や困難を抱えている人の相談に乗り、関係機関と連携協力し問題解決を図り相談者やその家族の自立支援を行います。社会福祉士は名称独占の国家資格になりますので、資格保有者でなければ「社会福祉士」を名乗ることはできませんのでご注意くださいね。

社会福祉士の根拠法は1987年に制定された社会福祉士及び介護福祉士法のとおりです。

社会福祉士の名称を用いて、専門的知識及び技術をもって、身体上若しくは精神上の障害があること又は環境上の理由により日常生活を営むのに支障がある者の福祉に関する相談に応じ、助言、指導、福祉サービスを提供するものその他の関係者との連絡調整、その他の援助を行うことを業とする者をいう

社会福祉士及び介護福祉士法

社会福祉士の仕事

福祉の専門家と言われる社会福祉士ですが、仕事内容は多岐に渡ります。主な業務内容は簡単に言えば「相談業務」です。

以下であげる仕事内容は一例です。福祉・介護業界で働くなら社会福祉士には色々な可能性があり、資格があるととても強みになります。医療・福祉の橋渡しになることがとても期待されています。

高齢者福祉関係

入所に関する相談業務や入所者のご家族との連絡調整等を行う仕事です。入所者の生活の相談や、経済的な相談、利用できる制度のアドバイスなども行います。

障がい者福祉関係(生活指導員など)

利用者の相談や施設の入退所手続き等の業務を行います。施設利用者の自立支援や退所後の生活サポート、家族との連絡調整も行います。

児童・母子福祉関係(児童指導員・スクールソーシャルワーカーなど)

主に18歳未満の子どもの支援を行います。教育機関でスクールソーシャルワーカーとして児童や家族の相談に乗ったり子育ての悩みや非行、虐待などの問題にも取り組みます。

医療関係(医療ソーシャルワーカーなど)

病院では患者さんや家族が抱える問題の相談に乗ったり、医療保険やさまざまな手続きの情報提供、転院・退院の際の援助を行います。

公的機関(都道府県庁・市区町村役所・福祉事務所など)

公的機関でも活躍可能です。地域住民の福祉に関する相談窓口として職務を担います。地域住民の悩みや相談を聞き、各機関と連携・協力し問題を解決していくことが主な業務内容となります。

たくさんの施設・機関で社会福祉士が活躍していることがわかります。社会福祉士の活躍の場は無限大なんですよ!

社会福祉士の仕事って私たちが普段意識していないだけで
色々なところで活躍しているのね!

社会福祉士の資格の取り方

社会福祉士の仕事はわかったけど、資格はどうやって取るのかしら?

社会福祉士は介護福祉士とは違い教育機関で学ぶ必要があります。ルートはいくつかありますので主な方法と私が通ったルートを教えていきますね。

①福祉系大・短大等卒業者
②社会福祉士指定養成施設卒業者
  • 福祉系大学等4年+指定科目履修
  • 福祉系短大等3年+指定科目履修+相談援助実務1年
  • 福祉系短大等2年+指定科目履修+相談援助実務2年
  • 福祉系大学等4年+基礎科目履修+短期養成施設等
  • 福祉系短大等3年+基礎科目履修+相談援助実務1年+短期養成施設等
  • 福祉系短大等2年+基礎科目履修+相談援助実務2年+短期養成施設等
  • 社会福祉主事養成機関+相談実務2年+短期養成施設等
  • 一般大学等4年+一般養成施設等
  • 一般短大等3年+相談援助実務1年+一般養成施設等
  • 一般短大等2年+相談援助実務2年+一般養成施設等
  • 相談援助実務4年+一般養成施設等

沢山ルートがあるのね!
えりんこさんはどういうルートで資格を取得したの?

私は少し複雑なんだけど、以下の方法で資格取得したんですよ♪

  1. 介護の仕事に就いて1年くらいで社会福祉士取得を検討し始める
  2. 働きながら取得できる方法がないか調べる
  3. 福祉系通信制大学に編入学できることが判明する
  4. 18歳〜23歳まで在籍していた保育系4年生大学の単位が読み替えられることが判明
  5. 福祉系通信制大学に3年次編入学する
  6. 3年かけて通信で学び国家試験に挑む
  7. 一発合格、晴れて社会福祉士となる

つまり、ルートでいうと福祉系4年生大学に編入学しているので①の一番上のルートになります。
とにかく必死で3年かけて指定科目を履修し、実習にも行きました!
(本当は2年で卒業する予定だったんだけどね……)

働きながら通信制大学に通ったのね。
一度社会に出ても取得を目指せるのね!

そうなの、私も最初は無理かも…って思っていたの。
とても大変だったけど、家族や職場の協力があって取得することが出来たのよ。

それに、私が選んだ大学は全国どこからでも学ぶことができたの。沢山大学がある中で設備や仕組みが充実していたのも選択した決め手だったの。

自分のライフスタイルや住んでいるところに合わせて大学選びするこがとても大切です。仕事もしているからやっぱり無理はできないですよね。無理なく勉強できそう、と思った所を選ぶのが一番!

それに、同じ大学では同じ志を持った仲間が全国各地にいます!年齢も住んでいるところも様々。今でも連絡を取り合える同志に出会えたのも思い切って大学に通ったからこそでした。

国家試験の概要

社会福祉士の国家試験は年1回行われています。令和3年度の試験は令和4年2月6日に行われました。令和4年度の試験は令和5年2月上旬の予定となっています。

令和4年度の受験申込期間

令和4年9月上旬から10月上旬の予定となっています。令和4年7月下旬頃に社会福祉振興・試験センターで案内があります。

受験手数料は以下のとおりです。

  • 社会福祉士のみを受験する場合 19,370円
  • 社会福祉士と精神保健福祉士を同時に受験する場合 36,360円(社会福祉士16,840円+精神保健福祉士19,520円)
  • 社会福祉士の共通科目免除により受験する場合 16,230円

試験科目は以下のとおりです。(令和3年度)

  1. 人体の構造と機能及び疾病
  2. 心理学理論と心理的支援
  3. 社会理論と社会システム
  4. 現代社会と福祉
  5. 地域福祉の理論と方法
  6. 福祉行財政と福祉計画
  7. 社会保障
  8. 障害者に対する支援と障害者自立支援制度
  9. 低所得者に対する支援と生活保護制度
  10. 保健医療サービス
  11. 権利擁護と成年後見制度
  12. 社会調査の基礎
  13. 相談援助の基盤と専門職
  14. 相談援助の理論と方法
  15. 福祉サービスの組織と経営
  16. 高齢者に対する支援と介護保険制度
  17. 児童や家庭に対する支援と児童・家庭福祉制度
  18. 就労支援サービス
  19. 更生保護制度

うわぁ、試験科目がとても多いのね

高齢者・障害・児童の分野だけではなく法律もあるのでとても広い範囲での勉強が必要なんですよ!

私が試験勉強に活用したのはこちら!

カラー印刷で全体がわかりやすく、私にはとても合っていました。

独学ではモチベーションが保てない、自信がないという方にはユーキャンの通信講座もおすすめです!こちらは教育訓練給付制度の対象講座となっています!一定の条件を満たした方が講座を受講し修了した場合、修了時点までに実際に支払った学費の20%、最大10万円が支給されます!楽天ポイントも貯まりますよ♪


ユーキャンの社会福祉士通信講座

※制度の利用をご希望の方は、講座購入時に、必ず「教育訓練給付制度を利用する」を選択してくださいね。

まとめ

いかがでしたか?
社会福祉士の仕事、資格の取り方がわかっていただけたでしょうか?

社会福祉士はとても可能性のある仕事なのね!資格取得は難しそうだけど、持っていると福祉の専門家として信頼できるわね。

今から大学を選ぶ高校生だけでなく、社会人でも資格取得のチャンスがあるのが社会福祉士です。
福祉の専門家になりたい!知識や経験を活かして困っている人の力になりたい!という方はぜひ資格取得を目指して欲しいです♪

この記事が気に入ったら
フォローしてね!

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!

コメント

コメントする

目次
閉じる